今日は Matz と最初の方に笹田さんが参加していたので以下のようなことについて話していた。
自分は〜というと、後にも書くがこの日にリリース予定としている Ruby の新しいバージョンの準備をせっせとしていたので記憶がない...。
https://asakusarb.esa.io/posts/1196 にあるように Asakusa.rb 第764回ミートアップとして、RubyKaigi 2024 のタイムテーブルを眺めながら参加者でワイガヤしていた。
まずは会場にも参加している登壇者がいれば登壇者から何のネタについて話すか、というのをザーッと見た後に、会場にはいない場合には松田さんや事情を知ってる人がやいやい話すというのをやっていた。自分は rubygems などに近しい人の発表で「多分こういう話」というのを保証もなく喋っていた。最後にイベントページを見て、会場に主催の起業がいれば「こういうイベントです」というのをザーッと眺めて終わり。最終的には40人を超える参加になって良かった。
で、自分は〜というと、次に書くように Ruby のリリースを裏でやっていたので、話したこと以外の記憶がない...。
前回の stringio と rdoc の CVE 取得と公開、各種修正バージョンのリリースと同様に今回は正規表現の方に脆弱性と判断した事象を CVE をアサインして公開、そして各種修正バージョンのリリースをした。
詳細はどこかに書こうとは思うけど、毎回全ブランチのリリースというのは地獄を伴っていて、日付が変わるくらいまで突入してやることが多いこともあり、事前に準備しまくって行った。具体的には
git am
だけで適用できるパッチを作成、レビュー、事前にテスト実行。というあたりを1-2週間前くらいからやっていた。いやー、まじで GitHub に pull-request を出せない開発はしんどい。これに加えて、今回は 3.0 が EOL となるということもあって、色々リリースに合わせた調整が多くて大変だった。
あと、これ以上は 3.3.1 のリリースを遅らせることはできないということで、3.0 と 3.1 のブランチメンテナである usa さんに代わって、僕が代理で全部やってしまった。いつも同席しているので、だいたい何をやっているかは把握しているものの、コマンドなどは初めて実行するものもあり、成瀬さんや nagachika さんに助言してもらいながら無事 19:00スタート、21:00完了、という優秀な出来でリリース作業が完了した。
我ながら、リリースエンジニアリング能力が神がかっているのを感じる。お疲れ様でした。